サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

ヨハネの福音書

復活の主と食事を共にした弟子たち 〜ヨハネ21:1~14〜

ヨハネ21:1ーこの後、イエスはテベリヤの湖畔で、もう一度ご自分を弟子たちに現された。その現された次第はこうであった。 *テベリヤの湖…『ガリラヤ湖』の別名。どちらの湖岸から見るかによって呼び名が変わりました。ルカの福音書には『ゲネサレ湖』とし…

復活の主イエスに出会った弟子たち 〜ヨハネ20:19~23〜

ヨハネ20:19ーその日、すなわち週の初めの日の夕方のことであった。弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。「平安があなたがたにあるように。」 *週の初めの日…第七日目の安息日の翌日、『…

復活の主に最初に出会ったマグダラのマリヤ 〜ヨハネ20:1~18〜

ヨハネ20:1ーさて、週の初めの日に、マグダラのマリヤは、朝早くまだ暗いうちに墓に来た。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。 *週の初めの日…安息日明けの『日曜日』のこと *マグダラのマリヤ…かつてイエスに七つの悪霊を追い出してもらった女性…

神の御子の権威 〜ヨハネ5:19~47〜

イエス様の公生涯ニ度目の『過越の祭り』時の出来事です。 ヨハネ5:1~18で、主はベテスダの池の回廊で38年もの間伏せったいた病人を、安息日に癒されたことが記されています。 osusowake.hatenablog.com 『安息日』に人を癒す働きをしたという理由で、イエス…

イエスの招きに対する四つの反応 〜ヨハネ7:37~44〜

ヨハネ7:37ーさて、祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って、大声で言われた。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。 *祭りの終わりの大いなる日…ここでの祭りとは、文脈から仮庵の祭りの最終日こと。 ヨハネ7:2ーさて、仮庵の祭…

主が備えられる場所 〜ヨハネ14:1~4〜

この箇所は比較的よく知られている聖書箇所であり、神から頂いた肉体のいのちを全うしたという広い意味で、教会での葬儀で聞いたという方も多いと思います。 が、ここでは『第一義的意味』を確認していきたいと思います。 主イエスがこのことを話されたのは…

サマリヤの女 〜ヨハネ4:1~30, 39~42〜

栄華を極めた王ソロモンも晩年になると、異邦人の妻たちの神々を受け入れ、偶像崇拝という罪を犯しました。 1列王記11:1, 3, 5ーソロモン王は、パロの娘のほかに多くの外国の女、すなわちモアブ人の女、アモン人の女、エドム人の女、シドン人の女、ヘテ人の…

イエスの誕生の時期と公生涯の期間

聖書は、神の選びの民『イスラエル』を通して、人類に与えられました。 …と言うと、ある人は「ルカの福音書の著者ルカは、異邦人では?」と思うかもしれませんが、聖書ははっきりと次のように述べています。 詩篇147:19~20ー主はヤコブには、みことばを、 イ…

ぶどうの木の譬え ヨハネ15:1~8

「聖書って面白い!」と感じる理由の一つに、みことばの繋がりの発見があります。 よく知られているのは、旧約のメシア預言(イエスに関する預言)が、新約聖書で成就しているというものですが、実はメシア預言以外にもたくさんの箇所が縦横無尽に関連してい…

イエスの公生涯 最初の一週間 〜ヨハネの福音書1:19~2:11〜

ヨハネの福音書には共観福音書(マタイ、マルコ、ルカ)には無い情報が多々あります。その一つが、イエスの公生涯の最初の一週間の出来事です。 当時、イスラエルの人々は、預言されていた『メシア』の到来を待望していました。 しかし、多くの人々が政治的…

キリストの弟子 〜ヨハネ12:20~26〜

♪ありのままで♪ という歌が流行っていますが、神様に立ち返るときも『罪あるままの姿』でいいのです。自分で自分を清めることの出来ない人間のために、神の御子イエスが十字架で代価を払ってくださったのですから。 1コリント6:20ーあなたがたは、代価を払…

メシアのエルサレム入城とユダヤ人の思い違い 〜ヨハネ12:12~19〜

イエスは、私たちを罪の奴隷から解放し、御国へ招き入れるために来られたメシア(=油そそがれた者)として、この地上に来てくださいました。しかし、当時のユダヤ人たちは、ローマ帝国からの政治的メシアを期待していました。 バプテスマのヨハネは『悔い改…

できることをする 〜ヨハネ12:1~11〜

『イエスの足に香油を塗り、髪の毛で拭った女』と聞くと、誰を思い浮かべますか? 多くの人は、ルカ7:36~50の『罪深い女』を思い浮かべることでしょう。しかし、聖書をよく読むと、この罪深い女は『涙で御足をぬらし、髪の毛でぬぐい、御足に口づけしてから…

大祭司カヤパの預言 〜ヨハネ11:45~53〜

文脈からの流れは、 ラザロのよみがえり(1) 〜ヨハネ11:1~17〜 - サザエのお裾分け ラザロのよみがえり(2) 〜ヨハネ11:18~29〜 - サザエのお裾分け ラザロのよみがえり(3) 〜ヨハネ11:30~44〜 - サザエのお裾分け ヨハネ11:45~46ーそこで、マリヤのところに…

イエスを引き取った人々 〜ヨハネ19:38~42〜

ローマ法による『十字架刑』は極刑なので、通常はそこで死んだ犯罪人の遺体はそのままさらしものにされ、野の獣や猛禽類に処理させていました。 しかし、イスラエルでは律法で次のように定められていました。 申命記21:22~23ーもし、人が死刑に当たる罪を犯…

イエスの母マリアと弟子ヨハネ 〜ヨハネ19:25~27〜

ヨハネ19:25ー十字架のもとでイエスの着物を分け合うローマ兵とは対照的に、イエスの母マリヤと母の姉妹サロメ(マルコ15:40、マタイ27:56)、クロパの妻マリヤ、マグダラのマリヤ、そして弟子のヨハネが人々といっしょに立っていました。 苦しむイエスを見上…

十字架につけた兵士たち 〜ヨハネ19:23~25〜

イエスは十字架につけられる前に、夜通し裁判でたらい回しにされ、顔を殴られ、つばきを吐きかけられ、鞭打たれ、またローマの鞭打ちを受けました。 cf マルコ14:65ーそうして、ある人々は、イエスにつばきをかけ、御顔をおおい、こぶしでなぐりつけ、「言い…

十字架にかけられたイエス 〜ヨハネ19:17~22〜

総督ポンテオ・ピラトのもとに、強盗、暴動、殺人の罪で捕まっていたバラバの代わりに、十字架刑が確定したイエス。 時を移さずして、刑場へと引いて行かれました。 当時のやり方は、罪状書きを掲げた兵士を先頭に、十字架の横木を負わせた犯罪者を取り囲む…

ポンテオ・ピラトとユダヤ人たち 〜ヨハネ18:28~32〜

最後の過越の食事を弟子たちと取った後、祈るために行かれたゲッセマネの園で、イエスは捕えられました。 そして、時の大祭司カヤパのしゅうとである①アンナスの前で尋問を受け、②大祭司カヤパの裁判を受けた後、ローマ総督ピラトの官邸に連れて行かれました…

名誉大祭司アンナス 〜ヨハネ18:12~14,19~24〜

ヨハネ18:12ー*一隊…600人編成ゲッセマネの園で、イスカリオテ・ユダに率いられてやって来た600人のローマ兵、千人隊長、祭司長やパリサイ人たちから送られた役人たちは、自ら名乗り出たイエスを捕えて縛りました。 ヨハネ18:13ーアンナスの立場は、どのよ…

イエスを捕まえに来た人々 〜ヨハネ18:1~11〜

ヨハネ18:1ー弟子たちとともに『最後の晩餐』と言われる『過越の食事』を取ったイエスは、伝えるべきことをすべて弟子たちに伝え、御父に祈るためにゲッセマネの園に向かいました。 *聖書は『過越の食事』と記しています。 『最後の晩餐』は、レオナルド・…

ピリポの信仰 〜ヨハネ14:6~11〜

ヨハネ14:6ーイエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。キリストの十字架の死、葬り、復活を経て、昇天した時に初めて天の御国への『道』が開かれま…

道・真理・いのち(トマスの信仰) 〜ヨハネ14:1~7〜

イエスは弟子たちに、ご自分が『去って行く』と告げられました。 cf ヨハネ13:33ー子どもたちよ。わたしはいましばらくの間、あなたがたといっしょにいます。あなたがたはわたしを捜すでしょう。そして、『わたしが行く所へは、あなたがたは来ることができな…

ペテロの信仰 〜ヨハネ13:36~14:4、マルコ14:66~72〜

使徒たちの中でだれが好きですか? ・ユダヤ人に対する使徒…シモン・ペテロとアンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ(ナタナエル)、トマスとマタイ、アルパヨの子ヤコブとタダイ、熱心党員シモンとマッテヤ(イスカリオテ・ユダの代わり)。cf マ…

裏切りを予告されたイスカリオテ・ユダ 〜ヨハネ13:21~30〜

最後の晩餐のただ中で、イエスはイスカリオテ・ユダが裏切ることを予告されました。 どのタイミングで予告されたのかは、こちらから⇩ osusowake.hatenablog.com これは、十字架にかかる10時間ほど前の出来事です。 ヨハネ13:21ー過越の食事の途中で、イエス…

弟子たちの足を洗うイエス 〜ヨハネ13:1~20〜

イエスが弟子たちの足を洗ったのは、『過越の食事』の時の出来事です。ルカ22:14~27に背景がもう少し詳しく記されています。 ヨハネ13:1ー過越の祭りの前…公生涯最後の過越の祭り。 『自分の時』とは、何を指すのでしょう? イエスは今、どのような心境だと…

⑺ ラザロのよみがえり(3) 〜ヨハネ11:30~44〜

マルタからイエスが来られたことを聞いたマリヤは、すぐに立ち上がってイエスのところへ行きました。 ヨハネ11:30ーイエスはまだ村の外に、マルタがイエスを出迎えた所におられました。 ヨハネ11:31ーそれまでマリヤは家で何をしていましたか? イエス到着の…

⑺ ラザロのよみがえり(2) 〜ヨハネ11:18~29〜

ベタニヤのラザロが病気だという知らせを受けてから四日後に、イエスたち一行は到着しました。ラザロは既に亡くなり、墓に入れられ四日も経っていました。つまり、イエスのもとに知らせがもたらされた頃に亡くなったということになります。 ヨハネ11:18ーベ…

⑺ ラザロのよみがえり(1) 〜ヨハネ11:1~17〜

イエスが愛された兄弟姉妹ラザロ、マルタ、マリヤは、エルサレムから3km程離れたベタニヤという村に住んでいました。エルサレムに行かれるときはよく、この兄弟姉妹の所に立ち寄っておられました。 これはヨハネの福音書にある『最後の奇蹟』であり、十字架…

⑹ 生まれつきの盲人の癒し(2) 〜ヨハネ9:8~38〜

ユダヤ教の三本柱は『施し・祈り・断食』です。障害者はこの『施し』に頼って生活していました。 cf 使徒3:2ーすると、生まれつきの足のきかない男が運ばれて来た。この男は、宮にはいる人たちから施しを求めるために、毎日「美しの門」に置いてもらったい…