サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

2,018年 〜イスラエル・ヨルダン聖地旅行②〜

★旧市街エリア内ビアドロローサ(イエスの悲しみの道) 第一留:有罪判決を受けたピラトの官邸第一ステーション。 現在 アラブ人の小学校になっている。金曜日が休み。マタイ27:2ーそれから、イエスを縛って連れ出し、総督ピラトに引き渡した。 マタイ27:23~…

2,018年 〜イスラエル・ヨルダン聖地旅行①〜

2月5日(月) 13:10に成田を発つはずが、モスクワの悪天候のため2時間遅れで出発。経由地のモスクワからの便には間に合わず、モスクワを真夜中に発ってイスラエル、テルアビブには4:45am着。そこからエルサレムにバスで移動し、仮眠することなく徒歩にて観…

旧約聖書の歴史 〜ヨシュア記12~14章〜

この3章は、気になったポイントだけ。 ヨシュア記12:1ーイスラエル人は、ヨルダン川の向こう側、日の上る方で、アルノン川からヘルモン山まで、それと東アラバの全部を打ち、それを占領したが、その地の王たちは次のとおりである。 *日の上る方…このことば…

旧約聖書の歴史 〜ヨシュア記11章〜

ヨシュア記11章は北パレスチナの征服について記されています。 ヨシュア記11:1~5ーハツォルの王ヤビンは、このことを聞いて、マドンの王ヨバブ、シムロンの王、アクシャフの王、 また北方の山地、キネレテの南のアラバ、低地、西方のドルの高地にいる王たち…

旧約聖書の歴史 〜ヨシュア記10章〜

旧約聖書が難しいと感じるひとつの理由は、私たちに馴染みのない地名や人物名が多く、似通った名前のため区別を付けづらいことにあると思います。 この箇所も『ギブオン』『ギルガル』と『ギ』で始まる名称や、創世記では『ゼデク』なのに、ここでは『ツェデ…

旧約聖書の歴史 〜ヨシュア記9章〜

ヨシュア記9:1~2ーさて、ヨルダン川のこちら側の山地、低地、およびレバノンの前の大海の全沿岸のヘテ人、エモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人の王たちはみな、これを聞き、 相集まり、一つになってヨシュアおよびイスラエルと戦おうとした。 ヨ…

旧約聖書の歴史 〜ヨシュア記8章〜

ヨシュア記7:13bー『イスラエルよ。あなたのうちに、聖絶のものがある。あなたがたがその聖絶のものを、あなたがたのうちから除き去るまで、敵の前に立つことはできない。 こう言われた神のみことばに従い、イスラエルはアカンの罪を排除しました。 その結果…

旧約聖書の歴史 〜ヨシュア記7章〜

箴言16:18ー高ぶりは破滅に先立ち、 心の高慢は倒れに先立つ。箴言18:16ー人の心の高慢は破滅に先立ち、 謙遜は栄誉に先立つ。アイ攻略の失敗は何だったのでしょう?アカンの罪だけだったのか…エリコ陥落の成功による高慢の罪もあったのか…アカンの罪 ヨシュ…

旧約聖書の歴史 〜ヨシュア記6章〜

ヨシュア記6章は、エリコの聖絶についての記述です。 ここにも、不完全数『六』と完全数『七』ー『七人の祭司たち』『七つの雄羊の角笛』『七日目』『七度』『七度目』ということばが繰り返し出てきます。 また『聖絶』ということばが、17~19節に合計6回用…

旧約聖書の歴史 〜ヨシュア記5章〜

聖書を読み解く時に気をつけなくてはいけないことの一つに、聖書の時代に自分が近づいていくこと、決して聖書のみことばを異邦人である私たちの現在の生活基準に置き換えて理解しないことというのがあります。 今回はそのことに注意しながら読んでいきたいと…

旧約聖書の歴史 〜ヨシュア記1~4章〜

明けましておめでとうございます いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。 今年もよろしくお願い致します。m(_ _)m 今日からは聖書アプリから『旧約聖書の歴史』という90日間の通読から始めることにしました。途中で挫折しないためにも、気づ…

本当のクリスマス

「クリスマスは教会で」「教会で本当のクリスマスを!」とかよく言われますが、『本当のクリスマス』とは何でしょうか? ①ユダヤ人としてお生まれになったキリストの意味 ②マタイとルカの系図の意味 ③包まれた『布』の意味 ④羊飼いたちと東方の博士たちの訪…

何かと間違いだらけのクリスマス

各教会では『アドヴェント=待降節』として、日曜日毎に四週連続でろうそくに火を灯してクリスマスを待ちわびていることでしょう。しかし、クリスマスとして知られる12月25日は、イエス・キリストの誕生日ではないことを知っているクリスチャンはどれほどい…

『タダイ』『ユダ』

キリストの十二使徒建ちの中で目立つのは『ペテロ』ーまぁ、リーダーでもあったし、主から御国の鍵も託された人ですからね。 異邦人への使徒としてはダントツ『パウロ』ですね。 それ以外の使徒たちは…というと、チラッと登場する人がほとんどで、中には『十…

使徒パウロ

イエスを裏切り自殺したイスカリオテ・ユダが抜けた後、ユダヤ人伝道のために使徒として選ばれたのは、パウロではなく『マッテヤ』でした。 使徒1:21~22ーですから、主イエスが私たちといっしょに生活された間、 すなわち、ヨハネのバプテスマから始まって、…

死んだら“無”になる? 人類みな救われる!?

先日の座間での痛ましい事件にショックを受けている方は多いことでしょう。 私もその一人です。本当は十二使徒についてブログを書こうかな〜と思っていました。 …過去にも何度か死後の世界とか、たましいの救いとかに関することをまとめたことはあるのですが…

ペテロ

ペテロファンがいるほど人間味あふれるペテロは、キリストの内弟子の一人でもあり、十二使徒のリーダーでした。 ペテロには、全部で三つの名前があります。 ヘブル語:シモン ギリシャ語:ペテロ アラム語:ケパ osusowake.hatenablog.com 使徒の働きの中で…

イスカリオテ・ユダ

イエスを裏切った者として有名なイスカリオテ・ユダも初めはイエスの弟子の一人であり、十二使徒の一人として選ばれた者でした。 使徒1:16~17ー「兄弟たち。イエスを捕らえた者どもの手引きをしたユダについて、聖霊がダビデの口を通して預言された聖書のこ…

イザヤ書1章 〜天での裁判〜

『イザヤの福音書』『第五の福音書』と言われるイザヤ書は、メシア誕生からメシアの受難の預言、さらに主の日=患難時代と主の再臨の預言までを含んでいます。 エリヤの時代に初めて出てきた『レムナント=イスラエルの残りの者』という教えをイザヤが発展さ…

聖霊・御霊なる神

聖霊とは何か…?どんな働きをするのか…?今回は、聖書はどのように記しているのかを確認してみたいと思います。 基本的に『聖霊』も『御霊』も同じです。 *聖霊…神の『聖さ』を強調 *御霊…神の『霊性』を強調 ⒈ 聞くままを話すお方 主イエスの教えは、御子…

ボツラ(2) 〜悪霊たちの住処〜

エドム人のボツラ(現:ヨルダン南部)は、患難時代後半にはイスラエルのレムナントたちのための『逃れの町』となりますが、千年王国になる時には、患難時代中期に差し掛かる頃に『アビス』から解き放たれた悪霊たちの住処として、バビロンとともに定められ…

ボツラ(1) 〜レムナントの 逃れの町〜

旧約聖書や黙示録に慣れ親しんでいないと、『ボツラ』と聞いてもピンとこないかもしれません。しかし、現在の南ヨルダンにある『ペトラ』と言い変えたら、映画インディー・ジョーンズのシーンだとピンと来る方がいるかもしれませんね。 『ペトラ』とは、ギリ…

恵みの時代

聖書の『時代区分』には反対の意見を唱える方々もおられますが、そのような方々であっても『旧約時代』『新約時代』という区分には反対する人はほとんどいないでしょう。 『時代』の定義は、『始まりがあり、終わりがある』ということですから、旧約時代と新…

自然界をも支配される主イエス 〜マルコ4:35~41〜

2017年9月、台風『イルマ』、メキシコ沖地震、秋田地震と世界的に自然界の威力を見せつけられる月となりました。 どんなに科学や技術が進歩しても、時々人は自然を前に無力さを感じます。 しかし、その自然界をも造られ、支配されるお方がおられることに霊…

メシア預言とその成就

旧約聖書の預言は、新約聖書で成就してるとはよく聞くことだけど、そういえばしっかりと確認してみたことはなかったな〜と思い、少しだけ確認してみました。 今回はそのお裾分けです。 【原福音】 創世記3:15ーわたしは、おまえと女との間に、また、あまえの…

イエスの招きに対する四つの反応 〜ヨハネ7:37~44〜

ヨハネ7:37ーさて、祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って、大声で言われた。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。 *祭りの終わりの大いなる日…ここでの祭りとは、文脈から仮庵の祭りの最終日こと。 ヨハネ7:2ーさて、仮庵の祭…

モーセの律法 〜出エジプト記20章~申命記28章〜

『モーセの十戒』で有名な律法は、出エジプト記20章〜申命記28章までの広範囲に記されている613ある戒めです。 『十戒』はその中の最初の十の戒めを指し、四百年間奴隷として生活していたエジプトから解放されたイスラエルの民に与えられたものです。 あ…

いのちの重みの違い

「神は愛のお方なのだから、◯◯であるに違いない」「自分が理想とすることが、神のご計画であるはずだ」 もし、私たちがこのように考え、聖書が何と言っているのかを知ろうとしなかったり、聖書のみことばから示されても同意せず自分の意見を押し通すとしたら…

『ふたりの人の祈りの違い』の譬え 〜ルカ18:9~14〜

主イエスは『自分を義人だと自任する人』を辱めるためにこのたとえ話をされたのではなく、『行いによる義』に陥りやすい私たち人間を正し、『信仰による義』を得るように導くためにこのたとえを話されました。 ルカ18:9ー自分を義人だと自任し、他の人々を見…

聖書…基本の基

昔、母教会で「聖書のことを英語で “BIBLE” と言いますが、 B…Basic(基本的な) I…Instruction(指示) B…Before(前の) L…Leaving(去る) E…Earth(地球を) という意味もあると思います。」と聞いたことがあります。しかし、聖書の基本について教えられ…