サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

ヨハネの黙示録20章 〜(4)第四神殿〜

  <神様のご計画>のチャートはこちらから

 

メシア的王国に新たに出来る主の家の山の上に、エルサレムと第四神殿が建ちます。

キリストの地上再臨〜メシア的王国が始まるまでの移行期間は、ダニエル書12:11~12によると「75日間」が定められています。この間に起こることの中には、次の重要なことがあります。

 

1)異邦人のさばきマタイ25:31~46。

七年間の患難時代の最後には、生き残っているイスラエル人は全員イエスをメシアとして信じます。cf ローマ11:26。

ここで裁かれるのは、生き残っている異邦人たちです。羊と山羊に分けられ、羊のみに千年王国に入ることが許されます。

 

2)旧約時代の義人たち、および患難時代の聖徒たちの復活。

*教会時代の信者たち(クリスチャン、およびメシアニック・ジューたち)は、聖霊の内住があるため携挙の時点で復活、または栄光のからだに変えられています。

 

3)メシア的王国(千年王国)でのエルサレムと神殿の建設。

 

「え〜!! たった75日しかないのに、そんなの無理でしょ?」と思われた方、世界を6日で造られた主が共におられるということをお忘れなく…ね。

 

では、その「第四神殿」を見ていきましょう。

エゼキエル37:26~28ー神はイスラエルと「平和の契約」(永遠の契約)を結ばれます。

そしてイスラエルの真中に、主の聖所が置かれます。

そのとき、諸国民は、神がイスラエルを聖別する主であることを知るようになります。

 

エゼキエル40:5~27ー神殿の外庭に関する記述。

エゼキエル40:5ー外壁のサイズを測ります。外壁の厚さは、約3.1m。

 

エゼキエル40:6~26ー外庭の描写。

エゼキエル40:6~16ー東の門には30の部屋があります。

エゼキエル40:17~19ー石だたみが敷かれています。

エゼキエル40:20~23ー北の門についての記述。

エゼキエル40:24~27ー南の門についての記述。

 

エゼキエル40:28~47ー内庭の描写。

エゼキエル40:28~37ー内庭にある門についての記述。

*西側の門はありません。

・南の門のエリア…40:28~31。

・東の門のエリア…40:32~34。

・北の門のエリア…40:35~37。

 

エゼキエル40:38~43ーいけにえの動物をほふるための台。

エゼキエル40:44~46ー祭司たちのための部屋の記述。

エゼキエル40:47ー祭壇に記述。

 

七年間の患難時代に現在のエルサレムに建てられる「第三神殿」でも、動物のいけにえは捧げられるようになります。しかしこの神殿で捧げられるいけにえは、「モーセの律法」に基づくもので、神の小羊であるイエスの十字架を信じない不信仰のゆえに捧げられるので、神に喜ばれるものではありません。

 

メシア的王国の主の家の山にできるエルサレムに建つ「第四神殿」で捧げられるいけにえは、主の命令による、主に喜ばれるいけにえです。

それは、現在クリスチャンやメシアニック・ジューたちが、主の命令に従って行なう「聖餐式」と同じ意味を持つものだからです。

 

メシア的王国に建つ「第四神殿」は、エゼキエル書40:48~41:26に詳細が書かれています。内容としては…

エゼキエル40:48~49ー神殿の玄関の間。

エゼキエル41:1ー壁柱。

エゼキエル41:2ー聖所への入口。

エゼキエル41:3~4ー至聖所。

 

エゼキエル41:5~11ー神殿の壁と脇間。

エゼキエル41:12~14ー別の建物。

エゼキエル41:15~20ー神殿の内装。

エゼキエル41:21~26ー神殿の外装。

 

*この神殿は、それまでに建った神殿よりも大きく、縦横約1.6kmもあります。

 

エゼキエル42:1~14ーいろいろな目的のために使われる外庭の部屋。

エゼキエル42:15~20ー外壁に関する記述と

エゼキエル43:1~9ーシャカイナ・グローリーの期間に関する記述には関係があるのです。

 

*シャカイナ・グローリー…神様のご臨在を現わすことばで、「光、雲、火」またはそのコンビネーションの現象のことを言います。

 

*エゼキエル書のテーマは、このシャカイナ・グローリーが神の神殿から去り、また戻ってくるこということです。

 

シャカイナ・グローリーは、創世記〜出エジプト記では現われては消えていましたが、幕屋の至聖所の契約の箱の上に継続的に留まるようになりました。しかしバビロン捕囚からの帰還後に建てられた「第二神殿」には、契約の箱もシャカイナ・グローリーもありませんでした。

 

また近い将来必ず建つ「第三神殿」は、神に喜ばれる神殿ではありません。cf イザヤ書66:1~6。ですから当然シャカイナ・グローリーは、その神殿にはありません。

 

バビロン捕囚直前に、それまでソロモンの神殿(第一神殿)の至聖所にあったシャカイナ・グローリーは、神殿の東側から4段階でイスラエルから去り、神の元へ帰って行かれました。

 

その頃のエルサレムの町の人々は、生けるまことの神から離れ、偶像崇拝に染まっていました。

その彼らに悔い改めを迫るように、シャカイナ・グローリーは段階を経て、至聖所から神の元へと去って行かれたのです。この「段階を経て」というところに、神の愛と忍耐があるのです。

 

【第一段階】

エゼキエル9:3aーそのとき、ケルブの上にあったイスラエルの神の栄光が、ケルブから立ち上り、神殿の敷居へ向かった。

エゼキエル10:4ー主の栄光がケルブの上から上り、神殿の敷居に向かうと、神殿は雲で満たされ、また、庭は主の栄光の輝きで満たされた。

 

【第二段階】

エゼキエル10:18ー主の栄光が、神殿の敷居から出て行って、ケルビムの上にとどまった。

 

エゼキエル10:19ーすると、ケルビムが翼を広げて、私の前で、地上から上って行った。彼らが出て行くと、輪もそのそばについて行った。彼らが主の宮の東の門の入口で立ち止まると、イスラエルの神の栄光がその上をおおった。

 

【第三段階】

エゼキエル11:23ー主の栄光はその町の真中から上って、町の東にある山の上にとどまった。

 

*町の東にある山…オリーブ山のこと。

ユダヤ人の伝承では、シャカイナ・グローリーは、この山の上に3年半とどまったと言われています。メシアの公生涯を思わせる期間ですよね。

 

【第四段階】

エゼキエル11:24ーまた、霊が私を引き上げ、神の霊によって幻のうちに私をカルデヤの捕囚の民のところへ連れて行った。そして、わたしが見たその幻は、私から去って上って行かれた。

 

*シャカイナ・グローリーは、オリーブ山から天へと戻って行かれました。

まるで地上での公生涯を終えられた主が、昇天されたかのようです。

 

このようにしてエルサレムの神殿から去って行かれたシャカイナ・グローリーが、去った方向である神殿の東側から再び戻って来るとエゼキエルは記しています。

エゼキエル43:1~9ーソロモンの神殿に宿ったシャカイナ・グローリーが、東向きの門を通って宮に入って来ます。(4節)

 

こうしてメシア的王国の神殿の正当性が認定され、シャカイナ・グローリーは、二度とイスラエルから去ることはないと約束されます。

 

エゼキエル43:10~12イスラエルの罪を指摘するようにとの命令が与えられます。

神の預言を知った結果、イスラエルは自らの罪を恥じるべきだということです。

 

エゼキエル43:13~17ー第四神殿における祭壇のサイズ。

エゼキエル43:18~27ー第四神殿における祭壇の聖別。

 

エゼキエル44:1~46:24はーメシア的王国での祭司と祭儀制度についての記載。

律法の時代の「モーセの律法」との類似点もあれば、相違点もあり、モーセの律法の再執行ではありません。なぜならモーセの律法は、メシアの死とともに廃棄されました。メシア的王国では御国の律法が執行されます。

 

東向きの外の門に関する記述。

エゼキエル44:1ー東の門は、千年間閉じたままです。

エゼキエル44:2ーそれは、シャカイナ・グローリーがそこから期間し、二度と去ることがないからです。

 

エゼキエル44:3a君主とは、復活したダビデのこと。彼は門の前で食事をします。

エゼキエル44:3b ーそこへは門の玄関の間を通って入ります。玄関の間を通るのは、外庭を経由します。今日のエルサレムにある「東の門(黄金門)」とは、関係ありません。

 

エゼキエル44:4~8イスラエルの罪を指摘。

エゼキエル44:6~14ーレビ人の任務に関する記述。

イスラエルの中にいる異邦人も割礼を受ける(9節)。神殿の雑務(11節)とその理由(12~14節

エゼキエル44:15~31ー神殿でいけにえを捧げるツァドクの子孫に関する記述。

 

エゼキエル45:1~8ー聖なる奉納地に関する記述。 

エゼキエル45:9~46:18ー君主ダビデの責務に関する記述。

正しいはかりが使用されます(45:9~12)

 

捧げ物に関する律法の執行45:13~46:15)

①一般的な規定…45:13~17。

②新年の捧げ物…45:18~20。

過越の祭りの捧げ物…45:21~24。

④仮庵の祭りの捧げ物…45:25。

新月の捧げ物…46:6~8。

⑦特別な例祭での捧げ物…46:9~12。

⑧日々の捧げ物…46:13~15。

安息日の捧げ物…46:1~5。

*東の門は安息日と新年の祭りの日は開けられます。

 

君主ダビデに与えられている特権(46:16~18)

 

エゼキエル46:19~24ー捧げ物を似る際の規定に関する記述。

 

エレミヤ3:16メシア的王国の神殿には、契約の箱はありません。

神ご自身であるメシアがエルサレムに住み、そこから統治されます。

契約の箱には、モーセの律法を記した二枚の石の板が入っていました。cf ヘブル9:4。しかし、モーセの律法はすでに廃棄されています。

 

*メシア的王国における祭儀法は、モーセの律法の復活ではありません。

モーセの律法とは全く異なった目的のために施行されるものです。

 

主の再臨までの教会時代は、主の十字架の贖いを覚え、メシアの死と復活を記念して「聖餐式」が行なわれます。

それと同じようにメシア的王国では、イスラエル人に対して、動物の犠牲が捧げられるのです。

 

1)メシア的王国におけるイエスの贖いの記念として、神の小羊であるメシアをイスラエル人が記念として思い出すため。

2)肉を持ったままメシア的王国に入るイスラエル人の罪からの回復、御父との交わりの回復のため。

*私たちクリスチャンの御父との回復は、ヨハネ1:9です。

 

3)専制君主。清めのため。王からの祝福を受けるため。