サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

ヨハネの黙示録20章 〜(6)千年王国での異邦人〜

www.dropbox.com

*『神様のご計画』の表訂正:X 五旬節/ペンテコステ 使徒1:9 →O 使徒2:1~4

 

こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。

                    エペソ2:19

 

私たち異邦人信者は、信仰によりイスラエル人信たちと同じ「御国の国民であり、神の家族」となりました。

それは、メシア的王国(千年王国)で成就しますが、私たちが住むのは「異邦人地区」であって、イスラエルではありません。(*一部異邦人を除く)

千年王国での異邦人について見ていきましょう

 

イザヤ11:10メシアは、異邦人の関心の的となります。

イザヤ14:1異邦人はイスラエルのしもべとなります。

イザヤ42:1異邦人は王の臣下であると同時に、王から正義をもって取り扱われます。

イザヤ42:6ご自身の民の契約として、また異邦人の光としてメシアが来られます。

 

イザヤ49:5~7ーメシアは特別な意味で、異邦人の光となります。

メシアの召命は、イスラエルを最終的に離散の地から帰還させることです。そしてさらに「諸国の民の光」となり、救いとなるためです。

メシアは「諸国の民の光」として示され、異邦人の王たちはメシアを礼拝するようになります。

 

イザヤ56:1~3ー異邦人は、神殿での礼拝から除外されるのではないかと不安になります。

イザヤ56:4~5ーしかし異邦人であっても、宦官であっても除外されることはありません。異邦人もまた、神殿礼拝の特権が与えられます。

 

イザヤ56:6~7ーその時初めて、神の家は「すべての民の祈りの家」となります。

イザヤ56:8この事が成就するのは、イスラエルの最終的な帰還の時です。

 

イザヤ66:18ー異邦人もまたエルサレムにやって来て、シャカイナ・グローリーを見ることになります。

イザヤ66:19ーシャカイナ・グローリーを見た異邦人は、他の異邦人にそれを伝えます。

 

イザヤ66:20ー異邦人はユダヤ人をイスラエルの地に連れ戻すために用いられます。

異邦人は「主の家の山」で主を礼拝します。

 

イザヤ66:21ここにモーセの律法にはない約束があります。それは、異邦人の中から祭司(モーセの律法では、レビ族の中でもアロンの家系だけでした)やレビ人になる者が出ます。

 

イザヤ66:22ー主なるイエスに忠実な異邦人の名と子孫は、いつまでも存続します。

イザヤ66:23ー彼らは、新月の祭りと安息日に礼拝に参加します。

イザヤ66:24主イエスに忠実でない異邦人は、死体となり、たましいの苦しみを経験することになります。

 

メシア的王国においては、異邦人諸国の民も仮庵の祭りを守る責務があります。

ゼカリヤ14:16ー異邦人諸国は、仮庵の祭りにはエルサレムに上り、王なるイエスを礼拝する。

cf イザヤ60:11の王への貢ぎ物を捧げるのは、この時かもしれません。

 

ゼカリヤ14:17ー国の代表を派遣しなければ、その国にはその年、雨が降りません。

ゼカリヤ14:18~19ー裁きの例としてエジプトが上げられています。彼らがイスラエル人たちを迫害し、奴隷から解放しなかったため十の災いが下った出エジプトの出来事に関連しているのが仮庵の祭だからです。

 

ユダヤ人の歴史は、創世記12:1~3アブラハム→イサク→ヤコブの三人を先祖に持つ者から始まります。メシアはこの家系から出ます。

 

創世記10章ーノアの三人の息子たちから70の国々が出てきます。

 

創世記12:6ーこの中にサラの女奴隷ハガルがいました。

創世記16章ーイシュマエルの誕生。エジプトに下るという一つの失敗が、次の失敗につながりました。これがきっかけとなり、アラブ人が誕生します。

 

*アラブ人サラの亡き後、ケトラとの間に誕生した6人の息子たち創世記25:1~2と女奴隷ハガルとの間に誕生したイシュマエル、ヤコブの双子の兄エサウ(エドム人)の子孫。

 

アラブ人の先祖として代表的な二人が、イシュマエル(イサクと異母兄弟)とエサウ(ヤコブの双子の兄)です。

 

アラブ諸国は、イスラエルに対する憎しみを抱き続けてきました。民数記20:14~21を見ると、イシュマエルとエサウの子孫は初期の頃からそうでした。この憎しみは、聖書時代〜現代に至るまで続いています。特に、詩篇83:1~8はそのまま、現代のイスラエル国家に適応されます。

 

詩83:1~3イスラエルに対する共謀。彼らは悪賢い民です。

詩83:4ー彼らの意図するところは、イスラエルの滅亡です。

詩83:5諸国はイスラエルと戦うために契約を結びます。

 

詩83:6~8ーここに列挙されている諸国の名は、現代のアラブ国家の地域です。

 

エドムヨルダン南部地域。

イシュマエル人…アラブ人の先祖。イシュマエルの子孫。

モアブヨルダンの中央部。

ハガル人エジプト。

ゲバルレバノン

アモンヨルダンの北部地区。

アマレクシナイ半島

ツロの住民レバノン

ペリシテガザ回廊。

アッシリヤイラクとシリヤの一部。

 

*これらの諸国は、七年間の患難時代において最強の陰謀を企むことになります。

 

*メシア的王国におけるアラブ諸国の地位を決定する二つの原則。

①その国における「反ユダヤ主義」の歴史。

イスラエルとの血縁関係がどれくらい近いか。近ければ近いほど責任が問われることになります。

 

イスラエルアラブ諸国の間の平和の達成。

①占領によって。(イスラエルアラブ諸国を占領する。)

②破壊によって。

③回心によって。

 

【1】レバノン…聖句から類推すると、占領によって平和が来ると思われます。 

エゼキエル47:13~48:29

メシア的王国におけるイスラエルの領地の境界線、イスラエルレバノンの全領土を所有するようになります。

北に居住するイスラエルの部族にいくつかがそこに居住します。

 

レバノンは、約束の地の一部に入っていますが、未だかつてイスラエルが所有したことはありません。

*メシア的王国において、レバノンという国は存在しなくなります

 

【2】ヨルダンに住む三つの部族。

A)エドム:ヨルダン南部…破壊による平和。

エゼキエル35:6~9

大規模な荒廃…山や丘や谷は、地と死体で満ちます。

エドムは、永遠に荒廃した地となります。

 

エレミヤ49:7~13

エドムの荒廃にではなく、エサウの子孫の滅亡に強調点があります。

エドムには主を信じる機会が与えられましたが、彼らはそれを無視しました。

エドムの不義は満ち、彼らは神の怒りの杯を飲むようになります。

エドムは驚きと非難の的、戦争の結果荒廃と呪いの地となります。

 

オバデヤ5~9,17~21エドムの滅びがオバデヤ書のテーマ。

破壊は完全なもので、友人、自らの知恵、軍事力は助けになりません。イスラエルの最終的な回復の時は、エドムの破壊の時であり、イスラエルの二つの家は一つとなりエドムに勝利します。

 

エサウの子孫は全滅し、ヤコブの子孫がエドムの地を所有します。

シオンの山から裁きが出て、エドムの上に下ります。

 

エゼキエル25:12~14ーエドムを裁く方法として、イスラエル(軍事力)が用いられます。エドムの崩壊は完全であり、メシア的王国において、エドムという国は存在しません。

 

B)モアブ:ヨルダン中央部。

*モアブとは、アブラハムの甥ロトと姉娘との間に生まれた子孫です。(その子孫の中にルツがいます。)cf 創世記19:30~37。

エレミヤ48:1~46

平和は、モアブの部分的な破壊と、生き延びた者たちが悔い改めて実現します。メシア的王国では、モアブという救われた国が存在します。

 

C)アモン:ヨルダン北部。

*アモンとは、ロトと妹娘との間に生まれた子孫です。cf 創世記19:38。

エレミヤ49:1~2

モアブ同様部分的な崩壊後、その地はイスラエルのものとなります。残された者たちは主に立ち返り、メシア的王国では、アモンという救われた国が存在します。

 

【3】エジプト

イザヤ19:1~22、ダニエル11:40 & 42~43、ヨエル3:19、エゼキエル29:1~16、ゼカリヤ14:16~19。

指導者が民を迷わせ、その罪のゆえに戦争、荒廃、飢饉というさばきを受けます。メシア的王国の最初の40年間は荒廃し、離散の民となります。

 

イスラエルとの平和は、エジプトの回心を通して実現し、離散からの帰還、エジプトという王国の再建をします。

 

【4】アッシリヤイラク北部。

イザヤ19:23~25

イスラエルとの平和は、エジプト同様 回心を通して実現します。古代からの通商路「ヴィア・マリス」は、1948年以降機能していませんが、メシア的王国において再び開かれるようになります。

 

イザヤ13~14章…わたしの民エジプト

エレミヤ50~51章…わたしの手でつくったアッシリヤ

黙示録18章…わたしのものである民イスラエル

かつて敵同士であった三つの国が、霊的、経済的、政治的一致を獲得します。

アッシリヤは地において祝福となり、神からの祝福を受けます。

 

【5】ケダルとハツォルサウジアラビア

エレミヤ49:28~33

イスラエルとの平和は、破壊を通して実現します。

サウジアラビヤは、戦争によって荒廃し、人々は全世界に離散し、その地は千年間荒廃したままとなります。

 

【6】エラムペルシャまたはイラン。

*エラムはペルシャまたはイランで、アラブ諸国には属しませんが、イスラム教国です。

エレミヤ49:34~39

イスラエルとの平和は、回心を通してやってきます。破壊は部分的、離散も一時的なもので、最終的には人々は帰還し、イランに定住します。

 

【7】メシア的王国における二つの荒廃した地。

*メシア的王国はある意味、エデンの園」の回復とも言えるでしょう。世界はメシアであり、王であるイエスの新しい秩序の元に、非常に生産性に富み、美しい状態になります。

しかし、荒廃した地が二カ所存在します。

 

①バビロン:イラク南部。

バビロン…かつて(患難時代)の世界の首都。反キリストの都

イザヤ13:20~22、エレミヤ50:39~40、51:41~43。

バビロンの荒廃は完全であり、ソドムとゴモラのような人の住めない地、人の子が通りもしない地となります。

 

黙示録19:3ーバビロンは、永遠に煙が立ち上る地となります。

ここでの「獣」は比喩的言葉です。黙示録9章や他の箇所によれば、悪霊は獣のような姿をしています。cf イザヤ13:21ー野やぎ…へブル語で「やぎの姿をした悪霊」の意。

悪霊たちを閉じ込める場所ーcf 黙示録18:1~2。

 

②エドム:ヨルダン南部。

イザヤ34:8~15、エレミヤ49:17~18、エゼキエル35:10~15、ヨエル3:19。

イスラエルへの罪のゆえに、バビロン同様完全に荒廃し、人間には住めない地となります。ここもまた悪霊の住処となり、永遠に煙が立ち上る地となります。

 

こうもり(イザヤ34:14)…へブル語で「夜の怪物」の意。

荒廃の理由は、イスラエルとユダの滅びを喜んだことにあります。

かつてイスラエルに下った災難は、さらに厳しいかたちでエドムに下ります。

エドムの荒廃は、千年間続きます。

イスラエルを祝福する者は祝福され、呪う者は呪われます。

 

私たち主を信じる者は、イスラエルを祝福する者でありますように。アーメン。