サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

ヨエル書の概要

 

聖書中の数字には意味があります。

完全数

…三位一体、三日目に復活など。

…神が六日で創造のみわざを終え、七日目に休まれたことから1週間となる、主の公生涯七日目に最初のしるしを行なわれた、ヨハネ福音書にはメシアの七つの『しるし』、七年間の患難時代など。

12…十二部族、十二弟子、十二使徒など。

 

<不完全数
完全数『7』に一つ足らない不完全数ユダヤ人にきよめのしきたりに従って、六つの水瓶。

666…反キリスト(偽の三位一体)の名前を表わす数字。

*名前をへブル語表記にし、それぞれ対応する数字に変換し、合計した数が『666』になる。ちなみにイエス・キリストの名前は『749』(7、7x7…『777』完全数。三位一体。)

 

<完全な破壊を表わす数>
エレミヤ15:3ーわたしは四つの種類のもので彼らを罰する。ー主の御告げ。ーすなわち、切り殺すために、引きずるために、食い尽くし、滅ぼすために空のと地のである。

 

エゼキエル14:21ーまことに、神である主はこう仰せられる。人間や獣を断ち滅ぼすために、わたしがききん悪い獣疫病との四つのひどい刑罰エルサレムに送るとき、

 

<試みの数>
40モーセが40日40夜、シナイ山にいて律法を授かったまさにその時、麓ではアロンと民が偶像崇拝の罪を犯してた、出エジプト後 40年荒野を放浪、イエスの悪魔の誘惑も40日間など。

 

*ヨエル書では『4』が鍵!

 

*ヨエル書の章、節は、新改訳聖書と新共同訳聖書では違います。原語に忠実なのは『新共同訳聖書』の方です。

新改訳聖書:ヨエル書2:27〜32=新共同訳聖書:ヨエル書3:1〜5

 

新改訳聖書:ヨエル書3:1~21=新共同訳聖書:ヨエル書4:1〜21

 

患難時代前・中に計5回の『暗黒』が起こります。

暗黒 〜ヨエル書2:31〜 - サザエのお裾分け

 

そのうち3回がヨエル書に預言されています。(数字は、暗黒が起こる順番)*新共同訳

ヨエル2:31(*3:4)の大いなる恐るべき日が来る前に、

太陽はやみとなり、月は血に変わる。(患難期前)

 

ヨエル2:10ーその面前で地は震い、天は揺れる。

太陽も月も暗くなり、星もその光を失う。cf 黙示録9:2

 

ヨエル3:14~15(*4:14~15)ーさばきの谷には、群衆また群衆。

主の日が*さばきの谷に近づくからだ。 *ヨシャパテの谷

太陽も月も暗くなり、星もその光を失う。cf マタイ24:29

 

ヨハネはこれらを神の啓示により、時系列に並べ替えたのです。

黙示録を難しく感じるのは、旧約聖書の預言書を理解していないところに原因があるのです。

 

執筆年代に関しては不明だが、原文ではアモス書で “” 付きで2カ所引用していることから、アモス書よりも前と思われる。

ヨエル3:16アモス1:2ヨエル3:18アモス9:13

 

 

姦淫の罪を取り扱っていないため、神殿が正常な機能を果たしている時代…おそらくヨアシュ王の時代(BC835年頃)かと思われる。

 

 

テーマ:主の日。
旧約聖書で『主の日』は例外なく、患難時代を指します。『日曜日』ではありません!!

 

ヨエル1:1ー当時の“レムナント”。

*時々『レムナント』を異邦人に当てはめて使っている方がいますが、『“レムナント”は、イスラエルの残りの者』の意味です。

 

ベトエル…『神の誠実』の意。

ヨエル…『ヤハウェは神』の意。(ちなみに、エリヤはその逆で『神はヤハウェ』の意。)
*個人的に、母音がなく発音の分からない神の御名を『ヤハウェ』と表記するのは抵抗を感じる…のです。

 

ベトエルの子ヨエルにあった主のことば…一時的に神が預言者を所有した、の意。

*新共同訳:ヨエルに臨んだ。

 

ヨエル1:2先祖の時代にあっただろうか…ヨエルが生きた時代になかった、の意。

 

ヨエル1:3その子どもたちは後の世代に伝えよ…いかに、いなごの侵略がひどかったか忘れるな!の意。

 

ヨエル1:4内容…三つの侵略。

*聖書では、蟻やいなごは『軍隊』を表わす。cf 箴言30:25~28


いなごによる侵略…ヨエルの時代、実際に南ユダ王国で起こったこと。

『かみつくいなご』『いなご』『ばった』『食い荒らすいなご』は別々な種類ではなく、4回繰り返すことにより『完全な破壊』を示す。


患難時代に起こる悪霊による侵略

cf 黙示録9:1~11ー第五のラッパの裁き…底知れぬ所に閉じ込められていた、さそりのような尾を持った『いなご』のような姿をした悪霊が、解き放たれることによる裁き。

 

ハルマゲドンの戦い…反キリスト側につく人間による侵略。
*神が世界に起こるすべての出来事を支配しておられる。
*神は悔い改める者に応答される。(肉体の死後に悔い改めても、神は応答しない。救いのチャンスは今だけ!

 

ヨエル1:5~7ーいなごの繰り返しの襲撃を受け、初穂の祭りも祝えないほど被害がひどかった。完全な荒廃。

1:6わたしの国…南ユダ王国

 

ヨエル1:8~12ーユダの民全体が、このいなごの侵略を嘆く。

泣きわめけ旧約聖書全体で、8節だけが乙女として女性形の命令形。*イスラエルは、御父の妻。cf エゼキエル23章

 

ヨエル1:13祭司たちよ…悔い改めは、まず民の指導者たちから。

祭壇に仕える者たちよ…ささげ者に関する責任を持った人々。

神に仕える者たちよ…神と人との仲介者。

荒布…通常、昼に着用するもの。それを着て『夜を過ごす』のは、公にその嘆きを見せること。

 

ヨエル1:14ー民全体に悔い改めが呼びかけられる。

断食の布告…外面的変化。民族としての悔い改め。cf 士師記20:26、ネヘミヤ記1:4

三つの命令:①きよめの集会。②主の宮に集まれ。③主に向かって叫べ。

 

レムナントの悔い改めの型ホセア書5:15~6:3ー患難時代の後半、ヨルダンのペトラ(へブル語:ボツラ)に避難しているイスラエルの1/3の残りの者の悔い改めが、キリストの地上再臨三日前に始まる。

 

ヨエル1:15~20ー患難時代の後半3年半に焦点。

 

ヨエル2:1角笛を吹き鳴らし…再び、注意を喚起。cf 民数記10:9

聖なる山…神殿の丘。

 

ヨエル2:2~11ー主の日。悪霊による侵略。cf 黙示録9:1~11、9:13~21の二回の侵略により、人類の1/3が殺されます。

 

2:2山々に広がる暁の光のように…患難時代が、朝陽のように一気に広がる様子。

 

2:6国々の民…反キリストの獣の刻印『666』を押された人々。cf 黙示録13:14~18

 

2:11ー結果。これは、神が許しておられる侵略です。

そこには、神を信じない者たちを裁くという目的があり、その裁きから救おうと患難時代中期には、神は御使いをも送って伝道されるのです。cf 黙示録14:6~7

 

その隊の数は非常に多く…2億。cf 黙示録9:16

 

ヨエル2:12~17ー民の断食と祈りへの勧め。

 

ヨエル2:18ご自分の地…特に『エルサレム』。

神がご自分の地をねたむほど愛し、ご自分の民を顧みておられる。cf エゼキエル39:25~29

 

ヨエル2:19今…誤訳!*原文には『今』という単語はありません。

千年王国の預言。

 

ヨエル2:20ー『ハルマゲドン』の預言。

 

ヨエル2:21~27ーメシア的王国(千年王国)における物質的な祝福。

 

感謝する対象は、

2:23ー①あなたがたを義とするための雨。

大雨…12〜2月。初めの雨…10〜11月。後の雨…3〜4月。

2:24ー②石がめが新しいぶどう酒と油であふれること。

いなごの襲撃のときには、これらは枯渇していた。

2:25ー③いなごが食い尽くした年々を主が償ってくださる。

2:26ー④神の民は永遠に恥を見ることはない。

2:27ー⑤イスラエルの真中に神がおられる。

 

ヨエル2:28~29その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注あなたがたの息子や娘は預言し、

年寄りは夢を見、若い男は幻を見る。
その日、わたしは、しもべにも、はしためにも、
わたしの霊を注ぐ。


その後…これまでに語られた神の裁きの後、の意。

すべての人…その時に生きている『すべてのユダヤ人』。


*原文では、『あなたかだの』は息子だけでなく、娘、年寄り、若い男の前にもあり、『すべての人』とは、患難時代の終わりに生きているイスラエルのレムナントであることがわかります。


cf ローマ11:26aーこうして、イスラエルはみな救われる、ということです。

*『霊的イスラエル』という概念は、聖書にはありません。異邦人が勝手に作り出した解釈です。

 

ヨエル2:31患難時代前に起こる暗黒もういつ起こっても不思議ではありません。

 

ヨエル2:32オバデヤ書17節で引用。

のがれる者…レムナント。cf ゼカリヤ書13:8~9

 

ヨエル3:1~3へブル語聖書では4章。

 

3:1ーその時…七年間の大患難時代を経た後の最終的回復の時。

 

患難時代〜御国の時代(千年王国/メシア的王国)への移行期の出来事。75日間ある。cf ダニエル書12:11~12

・ヨシャパテの谷の裁き羊と山羊の裁きー患難時代を肉体のまま生き延びた人々の裁き。cf マタイ25:31~46

・旧約時代の信者と患難時代の殉教者の復活。 

・第四神殿とエルサレムの建設、など。 

 

ヨエル3:4~8ーツロ、シドン、ペリシテの裁き。 

3:4ツロとシドンイスラエルの北方。地中海に面した町。

ペリシテの全地域パレスチナ。ガザ、アシュドデ、アシュケロン、ガテ、エクロンの町。cf ヨシュア記13:3

 

ヨエル3:9~15ー神の宣戦布告。

3:12ヨシャパテの谷に上って来い…マタイ25章の『羊と山羊の裁き』を受けるため。

患難時代に『反ユダヤ主義』の行動をとった者は、全員『山羊』になる。

イスラエルを祝福する者は祝福され、イスラエルをのろう者は呪われる。cf 創世記27:29b、民数記24:9

 

3:13aーかまを入れよ。刈り入れの時は熟した…羊組(患難時代を生き残った異邦人信者)の刈り入れ。cf 黙示録14:14~16…収穫、救いを象徴。

 

3:13bー来て、踏め。酒ぶねは満ち、石がめはあふれている。彼らの悪がひどいからだ…山羊組(患難時代を生き延びた異邦人の不信者)の裁き。cf 黙示録14:17~20…怒りの裁き。

 

ヨエル3:16~21ーユダの祝福。千年王国/メシア的王国の預言。

3:16アモス書1:2で引用。

主はシオンから叫び…吠え叫び、の意。ライオン(獅子)のイメージ。

天も地も震える…叫びの結果。

 

3:18ーその日…将来、起こる出来事の開始時点を指すことば。

 

3:19ーエジプト…cf エゼキエル29:8~16ー40年間、離散の民となり、エジプトは荒れ果てた地となる。

 

しかし、イスラエルは破壊、離散、土地の略奪もなく、ユダヤ人であれば誰でもきよめられる。

 

 

 

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