エペソ人への手紙
エペソ2:20ーあなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエス自身がその礎石です。 *使徒と預言者…この言葉を聞くと、聖書をある程度知っている多くの人は『使徒=新約聖書』『預言者=旧約聖書』というイメージを持つのではな…
ガラテヤ4:6ーそして、あなたがたは子であるゆえに、神は「アバ、父。」と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。 私たちは、御子を信じる信仰によって『神の子』とさせていただきました。私たちは『子』として御国の相続権も得たのです…
私が信仰の道に入るきっかけとなったのは、万物を創造された父なる神という存在があるのなら、その『父なる神の愛にすがって生きたい!』という願いからでした。 家庭を顧みない肉の父に愛されていないという現実に、潰されそうになっていた時に、友人から紹…
1〜3章まででパウロは『福音の内容』を説明してきました。 特に2章では、十字架の縦軸『神と人』の仲介者としてのキリストを、十字架の横軸『ユダヤ人と異邦人』の仲介者としての平和の君イエスを伝え、両者が共に『教会』というキリストのからだを築き上…
エペソ3:1ーこういうわけで…エペソ人への手紙1〜2章で、パウロが述べてきた内容。 ①1:23ー教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。 ②2:8~10ー人は、善行によるのではなく、神の恵みの…
*エペソ人への手紙2章は『十字架の奥義』が詰っています。 1〜10節は『神と人』という十字架の『縦軸』、11〜22節は『ユダヤ人と異邦人』という十字架の『横軸』、そしてその中心におられるのが『キリスト・イエス』です。 私たちは普段、新約聖書を読む…
『獄中書簡』と言われるパウロの書簡のひとつ。エペソ3:1。 ピリピ人への手紙ーピリピ1:7、コロサイ人への手紙ーコロサイ4:10、ピレモンへの手紙ー9節ーの四書簡は、パウロがローマで獄中生活を送っていた AD61年頃に書かれました。その頃、コロサイの教会…
エペソ人への手紙6:11~18には、私たちの信仰生活に必要な「神の武具」が七つ列挙されています。 *「七」…聖書では「完全数」です。 パウロがローマの獄中でこの手紙を書いた当時のローマ兵の武具を例に、比喩的に「例の戦いに対する武具」を説明しています…