サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

受難週

宗教指導者たちのイエス殺害計画 〜マタイ26:1~5〜

マタイ26:1ーイエスは、これらの話をすべて終えると、弟子たちに言われた。 *これらの話…神殿崩壊と世の終わりについての預言。 特に、25章では携挙直後に行われる『キリストの御座の裁き』ー25:14~30ーと患難時代後に行われる『賢い娘たちと愚かな娘たち』…

神の小羊としての吟味〜マルコ11:27~33〜

出エジプト記12:6~7ーあなたがたはこの月の十四日までそれをよく見守る。そしてイスラエルの民の全集会は集まって、夕暮れにそれをほふり、 その血を取り、羊を食べる家々の二本の門柱と、かもいに、それをつける。 イエスは過越の祭りで屠られる『神の小羊…

実のないいちじくの木 〜マタイ21:18~22〜

聖書には、キリストの公生涯最初の悪魔の誘惑にあう前の40日間の断食と関連させた『受難節』という記述はありませんが、エルサレム入城から公生涯最後の一週間である『受難週』が始まります。 マタイ21:18ー翌朝、イエスは都に帰る途中、空腹を覚えられた。 …

メシアのエルサレム入城とユダヤ人の思い違い 〜ヨハネ12:12~19〜

イエスは、私たちを罪の奴隷から解放し、御国へ招き入れるために来られたメシア(=油そそがれた者)として、この地上に来てくださいました。しかし、当時のユダヤ人たちは、ローマ帝国からの政治的メシアを期待していました。 バプテスマのヨハネは『悔い改…

できることをする 〜ヨハネ12:1~11〜

『イエスの足に香油を塗り、髪の毛で拭った女』と聞くと、誰を思い浮かべますか? 多くの人は、ルカ7:36~50の『罪深い女』を思い浮かべることでしょう。しかし、聖書をよく読むと、この罪深い女は『涙で御足をぬらし、髪の毛でぬぐい、御足に口づけしてから…

受難週の出来事

教会によっては『受難節』を説くところもありますが、Wikipedia(青字表記部)によるとそれは、 “四旬節(しじゅんせつ、ラテン語:Quadragesima)は、カトリック教会などの西方教会において、復活祭の46日前(四旬とは40日のことであるが、日曜日を除いて40…