サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

信仰の家の土台と建材

【信仰の家の土台】マタイ7:24~27

マタイ7:24ーだから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。

 

*わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者…律法学者やパリサイ人らの『口伝律法』に従うことではなく、イエスの教えを聞いてそれを行う者、のこと。 

 

*岩…象徴的には『イエス・キリスト』を指すことば。

 

1コリント10:4ーみな同じ御霊の飲み物を飲みました。というのは、彼らについて来た御霊の岩から飲んだからです。その岩とはキリストです。

 

この岩なるキリストことが、信仰の家を建てる『礎石』となるのです。

しっかりとした岩の上に信仰の家を建てる人が『賢い人』だと聖書は言っています。

 

マタイ7:25ー雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです。

 

*雨が降って洪水が押し寄せ、風邪が吹いてその家に打ちつけた…試練が襲ってくること 

 

*倒れません…土台が堅い岩だから 

 

マタイ7:26ーまた、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。

 

*砂の上…海辺の砂浜のようなイメージを持つ人が多いかもしれませんが、イエスさまがこの話をされているイスラエルには『ワジ』という水無し川があります。

春〜秋までの乾季は水が無いので、一見しっかりとした岩地のように見えます。

しかし、秋〜春の雨季になると突然の鉄砲水となり、一気に水が押し寄せます。

そのような土地を『砂の上』と言っています。 

 

*愚かな人…イエスのことばを聞いても、それを行わない人です。

そういう人はイエスのことば(みことば)よりも、人の言葉を信用し、人の目に良いと思うことを行うのです。

 

マタイ7:27ー雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもそれはひどい倒れ方でした。」

 

*雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると…冬の嵐 

イスラエルでは、エルサレムなど山の方で雨が降ると死海へ繋がる国道が封鎖されるほど、鉄砲水が洪水のように押し寄せ、大型のバスでも流されるそうです。

 

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【信仰の家の建材】1コリント3:10~15

1コリント3:10ー与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。そして、ほかの人がその上に家を建てています。しかし、どのように建てるかについてはそれぞれが注意しなければなりません。

 

*私パウロ 

 

*土台パウロが据えた土台とは、1コリント15:3~4でパウロが『最も大切なこと』として記したキリストの福音です。

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エペソ2:20ーあなたがたは使徒預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。

 

使徒預言者…初代教会時代(ペンテコステ〜最後の使徒ヨハネが死ぬAD100年頃まで)のパウロを含む使徒たちと新約時代の預言者たちのこと。使徒15:32, 21:8~10参照

新約時代の使徒たちと旧約時代の預言者たちという意味ではありません。

使徒たちの書簡には偽教師の預言や終末預言、永遠の秩序に関することも記されていますので、使徒たちもまた『預言者』だったと言えます。

 

*礎石…礎の石。かなめ石。

家を建てる際には、この石を最初に置き、縦、横の基準にするもの。

信仰の家を建てる際には『キリスト・イエス』が礎石であり、本来 神の選びの民であるユダヤ人たちがまずメシアを信じて信仰の家を建てるはずでした。

しかし、彼らは『ベルゼブル論争』によって、イエスのメシア性を拒否してしまいました。

 

osusowake.hatenablog.com

 

詩篇118:22ー家を建てる者たちの捨てた石。

それが礎の石になった。

 

マタイ21:42ーイエスは彼らに言われた。「あなた方は、次の聖書のことばを読んだことがないのですか。『家を建てる者たちが見捨てた石。それが礎の石になった。これは主のなさったことだ、私たちの目には、不思議なことである。』

 

あなたの信仰の土台はどこに据えられていますか?

『良い行ない』ですか?

モーセの律法』ですか?

『教会の伝統』ですか?

『自分の感情』ですか?

『牧師や神父の説教』ですか?

聖書以外の『副読本』ですか?

 

…もし、これらのものに信仰の土台を据えているのなら、キリスト・イエスが『礎石』であることを思い出してください。

 

1コリント3:11ーというのは、だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。

 


聖書は、私たちが信仰の家を建てる土台とすべきは『イエス・キリスト』であると断言しています。

エスは『神のことば』ですから、聖書のみことばの上に信仰の家を建てるべきです。

 

ヨハネ1:14ーことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。

 

1コリント3:12ーもし、だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、わらなどで建てるなら、

 

信仰の家の土台の次に、パウロは建材について語っています。 

 

金・銀・宝石…火で試された時、燃えずに残ります。

このような建材で信仰の家を建てる人は、しっかりとキリストのみことばに結びつき、キリストの教えに従った『行ない』を伴う信仰生活をしました。

 

*木・草・わら…みことばの種が『岩地』や『いばらの中』に蒔かれた、不安定な信仰生活をしてきた人のことです。マタイ13:20~22

救われてはいますが、霊的に幼子の信仰なので、結ぶべき信仰の『実』ではなく、『肉による行ない』の実を結んだ人のことです。

 

1コリント3:13ー各人の働きは明瞭になります。その日がそれを明らかにするのです。というのは、その日は火とともに現れ、この火がその力で各人の働きの真価をためすからです。

 

キリストの御前で信仰生活は、火によって真価を試されます。

信仰による働きの真価が試されるのです。

 

1コリント3:14ーもしだれかの建てた建物が残れば、その人は報いを受けます。

 

金・銀・宝石で信仰の家を建てた人は、建物が残るので千年王国で報いを受けることができます。

 

1コリント3:15ーもしだれかの建てた建物が焼ければ、その人は損害を受けますが、自分自身は、火の中をくぐるようにして助かります。

 

木・草・わらで信仰の家を建てた人は、燃えてしまうので損害を受けることになります。

しかし、イエスを救い主と信じる信仰により、その人自身は「火の中をくぐるようにして助かる。」とあるので、天の御国に入れてはもらえます。

ただし、千年王国での報いは何もありません。

失うのは『救い』ではなく、『御国での報酬』です。

 

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