サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

油そそがれた者 〜王、祭司、預言者、メシア、教会時代の信者〜

私たち日本人が普段使っている救い主の名は、『イエス・キリスト』という神の御子の名前です。 ヘブル語では『イエシュア ハ マシアハ』。 イエシュア…イエス。 ハ…定冠詞。マシアハ…メシア。キリスト。油そそがれた者、の意。 旧約聖書の中で、ユダヤ人に使…

結婚披露宴のたとえ 〜マタイ22:1~14〜

マルコ4:33~34ーイエスは、このように多くのたとえで、彼らの聞く力に応じて、みことばを話された。 たとえによらないで話されることはなかった。ただ、ご自分の弟子たちにだけは、すべてのことを解き明かされた。 とあるように、イエス様は多くのたとえを話…

長子の権利 〜二倍の祝福と二倍の裁き〜

異邦人信者であるクリスチャンは『霊的イスラエル』ではありません!! 神様の選びの民イスラエルが『神の初子』であり『長子』です。長子としての祝福が二倍なら、不信仰による裁きも二倍…それを忘れてはならないのです。 ヤコブ2:10~11ー律法全体を守っても…

キリストの弟子 〜ヨハネ12:20~26〜

♪ありのままで♪ という歌が流行っていますが、神様に立ち返るときも『罪あるままの姿』でいいのです。自分で自分を清めることの出来ない人間のために、神の御子イエスが十字架で代価を払ってくださったのですから。 1コリント6:20ーあなたがたは、代価を払…

メシアのエルサレム入城とユダヤ人の思い違い 〜ヨハネ12:12~19〜

イエスは、私たちを罪の奴隷から解放し、御国へ招き入れるために来られたメシア(=油そそがれた者)として、この地上に来てくださいました。しかし、当時のユダヤ人たちは、ローマ帝国からの政治的メシアを期待していました。 バプテスマのヨハネは『悔い改…

患難時代のイスラエル

《バビロン再建》 患難時代の政治・経済の中心は、かつて『ニムロデ』がバベルの塔を築こうとした『バビロン』に置かれます。 ダニエル書2章や7章で預言されている異邦人の時に興亡する帝国もみな、首都は『バビロン』だったように、今から後のある時点で…

イエスの三大命令 〜マタイ28:16~20〜

マタイ28:19ーそれゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父・子・聖霊の御名によってバプテスマを授け、 宣教師になる決心に導くことが多い、このみことば。 第二義的な意味での『適用』としてはもちろん正しいのですが、そ…

聖書に見られる『型』〜本体と影〜

もっと分かり易く聖書が書かれていたらいいのに…信者なら一度は思ったことはあるでしょう。旧約聖書に記された出来事や祭りが、実は『型』であったり、『影』であったりするということを発見していくこともまた、聖書の楽しみ方の一つなのかもしれません。 …

オバデヤ書の概要

オバデヤ…『ヤハウェのしもべ』の意。でも、個人的には『ヤハウェ』は使いたくないなぁ。御父の名前の発音はわからないんだから…。『【主】のしもべ』の意、とした方がいい気がするのは私だけかなぁ。 ともかくこの『オバデヤ』が、『オバデヤ書』を記した預…