サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

テトスへの手紙 2章

テトスへの手紙の受取人である『テトス』という人物に関しては、パウロの他の書簡から少し知ることができます。 パウロは『異邦人の使徒』でしたから、パウロ書簡の宛先はすべて異邦人の教会、または異邦人信者個人です。 テトスは『ギリシャ人』であり、パ…

テトスへの手紙 1章

テトスへの手紙は、異邦人への使徒となったパウロが、異邦人信者テトス(ギリシャ人ーガラテヤ2:3)個人に宛てた手紙ですが、1テモテへの手紙同様、教会運営に対する教えが書かれているため、『牧会書簡』と呼ばれています。 異邦人教会として宣教していく…

二重預言はあるのか? 〜ルカ21:20~23, マタイ24:14~21〜

『聖書には、二重預言で書かれている箇所がある』と聞いたことはありませんか? 有名なところでは、ルカ21:20~23の『エルサレム崩壊』の預言が、AD70年という近未来とこれから起こる遠未来の二度に渡って成就する『二重預言』だと言われている箇所です。 申…

異言の用い方 〜1コリント人への手紙14章〜

以前、『異言の賜物』について、『その時』理解していたことや疑問に思っていたことをブログにまとめたことがありました。 今回は『異言の用い方』について、現在の私の理解をまとめてみたいと思います。 osusowake.hatenablog.com 私たちが信じる聖書の神様…

『安息日』とパウロ書簡

『安息日』ということばが初めて使われているのは、出エジプト記20章でモーセの『十戒』として知られる律法の中でです。 出エジプト記20:8ー安息日を覚えてこれを聖なる日とせよ。 ここでの命令は、『聖なる日とせよ』というものです。 では、具体的に何をす…