サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

テテレスタイ

神の小羊イエスは、十字架につかれた6時間の間に全部で七つのことばを発せられたことが、聖書には記されています。 osusowake.hatenablog.com その中の一つであり、六番目のことばが「完了した」(ギリシャ語:テテレスタイ)です。その意味は『負債はすべ…

あゆみ(3)

亡くなる一週間前に信仰告白をしたマスオさん。 その告白を聞いたのは、イエス様と私だけ…だから、私が彼の証しをしなければ誰も彼の信仰を知ることはできないと思い、ここに記しておくことにしました。 洗礼も間に合わなかった彼の信仰告白は主の御前で有効…

あゆみ(2)

今回は、私の教会生活についての経験を少しだけ…。 最初は正統派キリスト教と異端との区別もつかず、地元の駅で声をかけてきた金髪の綺麗な宣教師に誘われるままに足を踏み入れたのが、前回触れた『モルモン教』の教会でした。 今は、この時(何か変!)と気…

あゆみ(1)

どんな人でも、求道者の時もあれば、霊的幼な子の時があるもの…。 久しぶりのブログ更新は、これまでの『あゆみ』を記しておきたいと思います。キリストの福音を信じ、バプテスマを受けた後、私は聖書を知りたいと心から思いました。でも、周りには誰も『聖…

祈る時『かぶり物』は必要? 〜1コリント11:3~16〜

現在でも、教会によっては女性は『かぶり物』をして祈るところがありますよね。 おそらく1コリント人への手紙11章のパウロの教えを基にしているのだと思います。 大事なのは、パウロが誰に対して何を言わんとしているかということであり、コリント書が書か…

神様からのラブレター💌

クリスチャンの間でよく言われる『聖書は神様からのラブ♡レター』。 伝道する時にこのフレーズを使ったことがある方、現在進行形で使っている方は多いのではないでしょうか? 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」 確かに聖…

汚れた霊 〜マタイ12:43~45〜

聖書理解のために重要なことの一つに、文脈から意味をつかむというのがあります。 文脈を無視してみことばの一部だけを切り取って、現在の教会時代に当てはめようとすると、信仰生活が非常に苦しく辛いものになってしまいます。 また、文脈だけでなく、神の…

詩篇126篇

聖書66卷のちょうど真ん中にあるのが『詩篇』です。 旧約聖書では、創世記〜申命記までの律法の書(モーセ五書)と預言書の間にあり、律法の書と預言書を詩的にまとめた書であることから、旧約聖書全体をカバーするものとして、新約聖書にも詩篇だけはおま…

紅海を渡る『道』 〜出エジプト記14章〜

出エジプトをしたイスラエルの民が、前は紅海、後ろからはエジプト軍という絶体絶命の状況下で、モーセが持っている杖を海に差しのばすと、強い東風が吹き、海が分かれて乾いた地を渡るという出来事は、とても有名な聖書のシーンです。 しかし、その詳細を説…

神の召しと優先順位 ルカ9:57~62

聖書を読み解く時に重要なのは、時代背景です。 イエス様の十字架の死までは、たとえ福音書のキリストの教えであっても、当時のユダヤ人たちはまだモーセの律法の下で生きていました。 ですから、初臨時のキリストの教えの多くは、口伝律法ではなく、記述律…

エサウとヤコブ 〜創世記25:27~34〜

ここを読んだ多くの人は、ヤコブがエサウを欺いたと思っていると思います。 しかし、当時の背景を知ると、ただ聖書を読むだけでは理解できなかったもう一つの視点から聖書の真理が見えてきます。 創世記25:27ーこの子どもたちが成長したとき、エサウは巧みな…

神に殺されそうになったモーセ 〜出エジプト記4:19~26〜

モーセの一生は、三つの区分に分けることができます。 ①エジプトの王女の息子としての最初の40年…ロイヤルファミリーとして最高の教育を受けた。使徒7:17~22 ②ミデヤンの地で羊飼いとしての40年…エジプト〜約束の地へ神の民イスラエルを導く準備期間。使…

新しい契約の承認 〜ヘブル 9:15~22〜

旧約聖書とは、神の選びの民イスラエルに与えられた『律法と預言書』から成り立っています。 この律法とは『モーセ契約』に基づいて、イスラエルの民になり与えられた613ある律法のことであり、『十戒』だけを指すのではありません。 この旧い『モーセ契…

信仰の家の土台と建材

【信仰の家の土台】マタイ7:24~27 マタイ7:24ーだから、わたしのこれことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。 *わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者…律法学者やパリサイ人らの『口伝律法』に従…

読み込み解釈に要注意! 〜創世記4:2~5〜

聖書のある部分だけを切り出して、私的解釈した教えが横行している昨今ですが、もう一つ、聖書に書かれていないことを前後の文脈、聖書全体の教えから逸脱した勝手な『読み込み過ぎ解釈』にも気をつける必要があります。 創世記4:2ー彼女は、それからまた、…

種まきのたとえ 〜マタイ13:1~23〜

マタイ12:22~28の『ベルゼブル論争』が一つの分岐点となりました。 旧約聖書の律法が導き、預言者たちが預言していた『メシア』『女の子孫』として来られたイエスのみわざを、『悪霊のかしら=サタンのわざ』としてイエス様のメシア性を否定した当時のユダヤ…

山を動かすほどの信仰 〜マタイ17:14~21, マルコ11:22~24〜

マタイ17:14ー彼らが群衆のところに来たとき、ひとりの人がイエスのそば近くに来て、御前にひざまずいて言った。 *彼ら…イエスと三人の弟子たち、すなわち、ペテロ、ヤコブ、ヨハネ。 ヘルモン山での変貌の出来事の最中、山の麓では残された弟子たちに難題…

ピレモンへの手紙

異邦人への使徒として召されたパウロ書簡は、異邦人の教会、もしくは、異邦人信者個人に宛てたものです。 信者個人宛ての中でも『Ⅰ、Ⅱテモテへの手紙』『テトスへの手紙』が、牧会書簡と呼ばれる公な内容となっているのに対し、『ピレモンへの手紙』はあくま…

イエスの無原罪はどこから?

創世記1章を注意深く読むと、創造主なる神は『天と地』『第一の天と第二の天』『海と陸地』『種別』『男と女』など、区別されていることが分かります。 出エジプト記になると、アブラハムーイサクーヤコブから出る『イスラエルの民』と『エジプトの民=異邦…

律法の時代の異邦人は、何を信じたら『義』とされるのか?

創世記1章の神の創造の初めや出エジプト記をよく注意して読むと、神は『区別』されていることがわかります。 創世記1:4ー神は光を見て良しとされた。神は光とやみとを区別された。 創世記1:6~7ー神は仰せられた。「大空が水のまっただ中にあれ。水と水との…

『ダビデの子』 マルコ12:35~37,『エッサイの根株』イザヤ11:1, 53:2

今回は、メシアの称号である『ダビデの子』の背後にある契約は何なのか… 『エッサイの根株』には、どのような意味があるのか… それがいつ、どのように成就するのかを考えてみたいと思います。 マルコ12:35ーイエスが宮で教えておられたとき、こう言われた。…

復活の主と食事を共にした弟子たち 〜ヨハネ21:1~14〜

ヨハネ21:1ーこの後、イエスはテベリヤの湖畔で、もう一度ご自分を弟子たちに現された。その現された次第はこうであった。 *テベリヤの湖…『ガリラヤ湖』の別名。どちらの湖岸から見るかによって呼び名が変わりました。ルカの福音書には『ゲネサレ湖』とし…

『神の妻イスラエル』とキリストの花嫁なる普遍的教会

『イスラエル=ユダヤ人』と『普遍的教会=メシアニックジューと異邦人信者の集まり』の区別が大事だということは、このブログでも再三述べてきました。 「またか…」と思われる方は、この先は読まずにブログを閉じてくださいね。笑 今回はこの区別をつけるこ…

文字通りのイスラエルと教会の区別

聖書のみことばはどこを読んでも励ましや慰め、導きを与えられると言っても過言ではないでしょう。しかし、文脈を無視した適用は、往往にして自己中心的解釈となり、神が言わんとしていることを見落としてしまいます。特に、旧約聖書のみことばは私たち教会…

ダニエルの七十週の預言の成就

ヨハネの黙示録は間接的な預言を含むと、550箇所もの旧約聖書の預言を時系列に並べたものです。 中でも、ダニエル書は『患難時代』が七年間続くことわかる黙示録を紐解く鍵ともいえる重要な預言書です。 黙示録の区分黙示録1章ーヨハネが黙示録の啓示が与え…

復活の主イエスに出会った弟子たち 〜ヨハネ20:19~23〜

ヨハネ20:19ーその日、すなわち週の初めの日の夕方のことであった。弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。「平安があなたがたにあるように。」 *週の初めの日…第七日目の安息日の翌日、『…

復活の主に最初に出会ったマグダラのマリヤ 〜ヨハネ20:1~18〜

ヨハネ20:1ーさて、週の初めの日に、マグダラのマリヤは、朝早くまだ暗いうちに墓に来た。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。 *週の初めの日…安息日明けの『日曜日』のこと *マグダラのマリヤ…かつてイエスに七つの悪霊を追い出してもらった女性…

『断食』は律法?キリストの命令?

先日『断食』についてのアンケートをとってみたところ、『今でも断食は必要であり、定期的にすべきである』と考えるクリスチャンが19%もおられました。 クリスチャンのための断食道場があったり、断食をして祈るように勧められたりしますが、その聖書的根拠…

『いなくなった一匹の羊』と『失くした銀貨』の譬え 〜ルカ15:1~10〜

ルカの福音書には多くの譬え話があります。 15章には『いなくなった一匹の羊』『失くした銀貨』『放蕩息子』という三つの譬え話が記されています。 一般的に異邦人の教会で語られるのは、次のような意味だと思います。 ルカ15:4~7ーいなくなった一匹の羊。…

モーセ五書(律法/Torah)

『モーセ五書』と聞いてピンとこなくても、『律法』と言い換えたら理解できる人は多いと思います。創世記〜申命記までの五書を記したのがモーセのため、『モーセ五書』と呼ばれます。 『律法の書』といっても、実際に『律法』が記されているのは出エジプト後…