サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

できることをする 〜ヨハネ12:1~11〜

『イエスの足に香油を塗り、髪の毛で拭った女』と聞くと、誰を思い浮かべますか? 多くの人は、ルカ7:36~50の『罪深い女』を思い浮かべることでしょう。しかし、聖書をよく読むと、この罪深い女は『涙で御足をぬらし、髪の毛でぬぐい、御足に口づけしてから…

東方の博士たちの贈り物と『油注がれた者』御子イエスの関係

イエス・キリスト…私たちが普段使っている救い主の名として知られている。ヘブル語では『イエシュア ハ マシアッハ』。ハ…定冠詞。マシアッハ…メシア。油そそがれた者、の意。 旧約聖書の中で、ユダヤ人に使われている『マシアッハ』は三種類だけ。 ①王…ユダ…

天の御国のかぎ 〜マタイ16:13~19〜

マタイ16:13ーさて、ピリポ・カイザリヤの地方に行かれたとき、イエスは弟子たちに尋ねて言われた。「人々は人の子をだれだと言っていますか。」 *イエスは12弟子たちに『人々がイエスのことをどう認識しているか』を尋ねられました。これは非常に大事な質…

異邦人の庭 ⑶ 〜ヘロデ神殿〜

第一神殿は、ソロモンが建てたので『ソロモンの神殿』とも呼ばれます。 それは、神の選びの民であるユダヤ人が、モーセの律法に従っていけにえの動物を捧げたり、祭儀を守るためのものでした。そのため『異邦人の庭』はありませんでした。 70年間のバビロン…

異邦人の庭 ⑵ 〜ハヌカの祭り・ゼルバベル神殿〜

世界の多くの国々では、クリスマスカラー一色になる季節ですが、イスラエルではこの時期、青と白で『ハヌカの祭り』が祝われます。 『ハヌカ』とは、新改訳聖書では『宮きよめの祭り』として、また新共同訳聖書では『神殿奉献祭』と呼ばれ、聖書には一度だけ…

異邦人の庭 ⑴ 〜ソロモン神殿〜

最初にエルサレムに神殿を建てたいと思ったのは、イスラエルの二代目の王ダビデでした。 Ⅱ サムエル7:2ー王は預言者ナタンに言った。「ご覧ください。この私が杉材の家に住んでいるのに、神の箱は天幕の中にとどまっています。」 しかし、ダビデ王は戦いの人…

聖地旅行 〜イスラエル〜 ⑵

さてさて、『乳と蜜の流れる』聖地旅行も折り返し地点。 異邦人である私たちは、『乳』と聞くとすぐに『牛乳』、『蜜』と聞くと『蜂蜜』を思い浮かべますが、実はイスラエルでは『乳=ヤギの乳、蜜=ナツメヤシの蜜』なんだとか。 ものは試しで、クムランの…

聖地旅行 〜イスラエル〜 ⑴

2014年11月22~30日までの九日間かけて、初めての『聖地旅行』に行って来ました。 出発日が近づくにつれ、ワクワク❤︎ドキドキ♡訪れたい所は数々あれど、今回のツアーのメインは、アブラハムゆかりの地ベエル・シェバと主イエスの足跡を追ってエルサレム。 【…