サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ハルマゲドンの戦い

【八つの段階】 『ハルマゲドンの戦い』として広く知られている『ハルマゲドン』は、『メギドの平野』と呼ばれる所に、世界中から集まってくる反キリストに組みする異邦人たちの集合場所であって、実際の戦いの場所ではありません。 患難時代中期に、反キリ…

『最初の人アダム』と『最後のアダム』

聖書を読んでいると、分かるようで分からないことってありますよね?! 1コリント15:45ー聖書に「最初の人アダムは生きたものとなった。」と書いてありますが、最後のアダムは、生かす御霊となりました。 その一つに『第一のアダム』は、「第六日目に土地のち…

信仰の基盤はどこに…? 知性・経験・伝統と聖書

自分の信仰の基盤をどこに置くべきか…?今一度よく考えてみる必要があります。 クリスチャンの友人が、日本のキリスト教界が『置換神学』にどっぷり状態だとボヤいてきました。この立場で聖書を読んでも一貫性もなければ、救いの確信もぼやける。神の目的は…

イエスを連れ戻しに来た家族 〜マルコ3:28~31〜

十二弟子を任命されたイエスは、一度実家に帰りました。マルコ3:16~19。 大ぜいの人が集まって来たので、みなは食事をする時間もなかったーマルコ3:20、とあります。イエスは休む間もなく働いておられたのです。 ヨハネ5:17ーイエスは彼らに答えられた。「わ…

ベルゼブル論争 〜マタイ12:22~28〜

マタイ12:22~28は【ベルゼブル論争】についての大事な記述。なぜなら、このときのパリサイ人たちの判断が、ユダヤ人たちにイエスをメシアとして認めさせない理由となったからです。 イエス様の時代、パリサイ人や律法学者たちは、悪霊の名前を聞き出し、その…

成就した終末預言〜産みの苦しみの始まり〜

ダニエル9:27ー彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物をやめさせる。荒らす忌むべき者が翼に現われる。ついに、定められた絶滅が、荒らす者も上にふりかかる。 一週…七年間。荒らす忌むべき者…反キリスト。翼…七十人訳:『…

『滴礼』と『浸礼=バプテスマ』の違い

【新共同訳】マタイ28:19~20 だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼(バプテスマ)を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあな…

新改訳聖書の誤訳箇所

Ⅱ テモテ3:16ー聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのため有益です。 ルカ16:17ーしかし律法の一画が落ちるよりも、天地の滅びるほうがやさしいのです。 …とは言うものの、それは聖書の原文に於いてであって、訳文には霊感が…

罪を赦す権威 〜中風の人の癒し〜 マルコ2:3~12

中風… 脳卒中の発作の後遺症として主に半身不随となる状態。中気。ちゅうぶ。(デジタル大辞泉) マルコ2:1ーカペナウムにまた来られると、家におられることが知れ渡った…おそらくシモン・ペテロの家だと思われます。 cf マルコ1:21ーそれから、一行はカペナ…

宮きよめ(1)〜ヨハネ2:13~22〜 & 宮きよめ(2)〜マタイ21:12~13〜

『宮きよめ』は1回だと思っている方が多くいらっしゃいますが、イエスの公生涯において、バプテスマから半年後の過越の祭りでエルサレムに上られた時と、十字架にかかるためにエルサレムに上られた時の計2回行われました。 『過越の祭り』『七週の祭り(ペ…

⑴カナの婚礼 

聖書が示す神は『三位一体』の神であり、その神が『七日目』になさっていたみわざの完成を告げられました。 聖書では『三』とか『七』という数字には、節目としての意味もあります。 たとえば、イエスの公生涯『三日目』に弟子たちを召命し始められました。…