*『神様のご計画』の表訂正:X 五旬節/ペンテコステ 使徒1:9 →O 使徒2:1~4
黙示録15:1ー黙示録11:15~19で、第七のラッパが吹かれました。その内容が「七つの鉢のさばき」です。本来は黙示録11:19から15:1に繋がりますが、12~14章の挿入説が間に入っているということです。挿入節の出来事は時間を要するため、後半の3年半にもずれ込んできます。
七人の御使いが、最後の七つの災害を携えていた…これが七つの鉢のさばきであり、患難時代後半の3年半に起こるものです。そしてそれらは「神の激しい怒りはここに窮まる」と聖書は記しています。今主イエスを信じる者は、これらの裁きにあうことはありません。患難時代の前に天に挙げられるからです。
黙示録15:2ーガラスの海のようなもの…cf 黙示録4:6。 その名を示す数字…cf 黙示録13:18ー666。 打ち勝った人々…殉教者。 これらは患難時代の中期〜後期に入ってすぐに死んだ殉教者たちです。彼らは(反キリスト)の刻印を拒否した聖徒たちです。
肉体的には殉教の死を遂げましたが、霊的に勝利した人々です。
cf マタイ10:28ーからだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。
黙示録15:3ー殉教者たちは、二つの歌を歌っていました。
1)神のしもべモーセの歌…cf 出エジプト記15:1~18ー解放の喜びを歌った歌。
2)小羊の歌…cf 黙示録15:3~4ー小羊をたたえる歌。
黙示録15:4ー3節後半〜4節にかけて、神は栄光のうちに殉教した者たちの歌が記されています。ここでも神はさばきを行なう前に、サタンとの戦いに勝利した者たちの祝福された姿を示しておられます。
黙示録15:5ーあかしの幕屋の聖所…至聖所。cf 出エジプト記38:21、民数記1:50。
黙示録15:6ーその聖所から七人の御使いが出てきました。 七つの災害…七つの鉢のさばき。
黙示録15:7ー四つの生き物…セラフィム。その中のひとりが、それら七人の御使いたちに、神の御怒りの満ちた七つの金の鉢を渡しました。この七つの金の鉢が、地上に災害をもたらす鉢となります。
黙示録15:8ー神の栄光と神の大能から立ち上る煙…シャカイナ・グローリー。その栄光のために、七つの鉢の災害が終わるまでは、誰も聖所に入ることはできませんでした。