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サザエのお裾分け

聖書を字義通り&文脈に沿って学び、理解したことの中からのお裾分け。内容は鵜呑みにせず、必ずご自分で聖書を開いて確認してくださいね。聖書理解の助けになれば幸いです。† 栄光在主 †

キリストも反キリストも二度死ぬ…!? 〜Ⅱ テサロニケ 2:1~12〜

「キリストは二度死んだのよ。」と言うと、ほとんどの人が「え〜〜〜!!」と驚きます。

聖霊により処女マリヤから生まれたイエスは、生まれながらにして『霊的に生きて』いましたからいくら肉体を持っていたとしても、私たち『原罪を有する人間』と100%同じではありませんでした。

 

ではいつ、私たちと100%同じ『人間』になられたのでしょう?

それは、十字架の上で『私たちの罪の身代わり』となられた12:00~15:00までの間です。

その3時間は御父との霊的関係が断絶し、救われる前の人間と同じ状態になられたのです。

 

1コリント15:52終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。

*終わりのラッパペンテコステで始まった『教会時代』は、携挙をもって終わります。

この時の『終わりのラッパ』とは、イスラエルのラッパの祭りで吹かれる100回目のラッパのことです。

ラッパの祭り 〜ロシュ・ハシャナー〜 - サザエのお裾分け

 

Ⅱ テサロニケ2:1ーさて兄弟たちよ。私たちの主イエス・キリストが再び来られることと、私たちが主のみもとに集められることに関して、あなたがたにお願いすることがあります。

*空中再臨(携挙)により教会時代の信者(エクレシア)は、キリストの花嫁として『主のみもとに集められ』ます。

義認・聖化・栄化 〜キリストの花嫁なる教会〜 - サザエのお裾分け

 

Ⅱ テサロニケ2:2ー霊によってでも、あるいはことばによってでも、あるいは私たちから出たかのような手紙によってでも、主の日がすでに来たかのように言われるのを聞いて、すぐに落ち着きを失ったり、心を騒がせたりしないでください。

*パウロが伝えた主の日(患難時代)を誤解する者がいました。

主の日 - サザエのお裾分け

 

Ⅱ テサロニケ2:3ーだれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないからです。

*主の日が来る前に、①背教が起こる、②不法の人=滅びの子…反キリストが現われる。だからまだ『主の日』はきていません。

 

Ⅱ テサロニケ2:4は、すべての神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに反抗し、その上に自分を高く上げ、神の宮の中に座を設け、自分こそ神であると宣言します。

*彼…反キリスト。

*神の宮…(第三)神殿。
患難時代中期に、反キリストは神殿に自分の獣の像を設置し、拝むように命じます。

 

ダニエル9:27ー彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物とをやめさせる。荒らす忌むべき者が翼に現われる。ついに、定められた絶滅が荒らす者の上にふりかかる。

 

マタイ24:15~16ーそれゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つのを見たならば(読者はよく読み取るように。)

そのときは、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。

 

黙示録13:14b~15ー剣の傷を受けながらもなお生き返ったあの獣の像を造るように、地上に住む人々に命じた。
それから、その獣の像に息を吹き込んで、獣の像がもの言うことさえもできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた

 

Ⅱ テサロニケ2:5ー私がまだあなたがたのところにいたとき、これらのことをよく話しておいたのを思い出しませんか。

*これらのことをよく話しておいた…ローマ13章の内容。特に11~12節。

 

ローマ13:11~12ーあなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行ないなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じた頃よりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。

夜はふけて、昼が近づきました。ですから、私たちは、やみのわざを打ち捨てて、光の武具を着けようではありませんか。

*光の武具…エペソ6章の『神の武具』。

神の七つの武具 - サザエのお裾分け

 

Ⅱテサロニケ2:6ーあなたがたが知っているとおり、彼がその定められた時に現れるようにと、いま引き止めているものがあるのです。

*彼…反キリスト。

 

*いま引き止めているものがある…二つの解釈があります。
聖霊…または聖霊の内住するクリスチャン。携挙により地上からいなくなると、反キリストが現われるとする。
人間政府患難時代中期に三人の王たちが倒されるまでが人間政府の期間。
反キリストは、サタンによって誕生します。cf Ⅱ テサロニケ2:9

 

*しかし、聖霊が悪を押さえつけているという役割はないので、①聖霊とする説は、聖書から確認が取れない。

よって、おそらく②人間政府であろうと思われます。

 

Ⅱ テサロニケ2:7ー不法の秘密はすでに働いています。しかし今は引き止める者があって、自分が取り除かれる時まで引き止めているのです。

*秘密ギリシャ語:ミステリオー=奥義。

 

Ⅱ テサロニケ2:8その時になると、不法の人が現れますが、主は御口の息をもって彼を殺し、来臨の輝きをもって滅ぼしてしまわれます。

*その時…将来、必ず起こることを意味することば。ここでは患難時代中期のことを指します。

*来臨の輝き…患難時代の最後に地上再臨したキリストにより、反キリストは殺されます。

 

*キリストが十字架の上で、①霊的に死に(12:00~15:00まで全地が真っ暗になった時、イエスは「父よ」ではなく『わが神』と呼んでいます)、霊的に復活し(息を引き取る前に「神よ、わが霊を御手にゆだねます。」と言われたことから、霊的に復活したことがわかります)②肉体の死を迎え(脇腹に槍を突き刺した時、『水と血』が出たのは、心臓の内部で血液が分離し、完全に死んでいたことのしるしです)、三日目に復活したように、反キリストも二度死ぬことになります。

しかし霊的に生きることはないため、肉体的に二度死ぬことになるのです。ここは、地上再臨のキリストによって二度目の死を迎えることの預言です。では、いつ一度めの死があるのでしょうか?

 

反キリストの一度目の死は患難時代中期。

黙示録13:3ーその頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。

復活黙示録11:7ーそして彼らがあかしを終えると、底知れぬ所から上って来るが、彼らと戦って勝ち、彼らを殺す。

*底知れぬ所…アビス。悪霊立ちが閉じ込められている所。そこから悪霊たちが、第五のラッパの裁きで患難時代中期の少し前に解き放たれるため、反キリストは空になった『底知れぬ所』に一度落ちることになります。反キリストサタンによって誕生するので、死後、悪霊と同じ所に送られるのです(サタン、反キリスト、悪霊・黙示録では偽預言者…偽の三位一体)。二人の証人を殺すことができるのは、患難時代中期に一度死に、復活した反キリストだけです。その反キリストの二度目の死をもたらせるのは、患難時代の終わりに地上再臨されたキリストだけです。

また、『千年王国』の始まる直前には、サタンがそこに千年間閉じ込められることになります。

*獣…反キリスト。

 

Ⅱ テサロニケ2:9ー不法の人の到来は、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力、しるし、不思議がそれに伴い、

*イエスがメシアとしてのわざを示されたように、反キリストもさまざまな偽りのわざを行ない、人々を惑わします。それはサタンの働きによるのです。

 

マタイ11:5ー目の見えない者が見、足のなえた者が歩き、ツァラアトに冒された者がきよめられ、耳の聞こえない者が聞き、死人が生き返り、貧しい者たちに福音が宣べ伝えられている。

*これらは『メシア預言』であり、イエスによって成就した内容です。このような『しるし・奇跡』を行なったキリストの真似をして、反キリストは人々を惑わすのです。

 

Ⅱ テサロニケ2:10ーまた、滅びる人たちに対するあらゆる悪の欺きが行われます。なぜなら、彼らは救われるために真理への愛を受け入れなかったからです。

*教会時代に『真理への愛』であるキリストを受け入れなかった者が、患難時代を通過させられ、患難時代でも主を拒む者が惑わされるのです。

 

Ⅱ テサロニケ2:11~12ーそれゆえ神は、彼らが偽りを信じるように、惑わす力を送り込まれます。
それは、真理を信じないで、悪を喜んでいたすべての者が、さばかれるためです。

*悪を喜んでいた…罪を手放したくない、の意。

 

聖書をよく読み、よく学び、キリストのみわざとサタンの惑わしを、見極めることができるようになりますように。