2月9日(金)
★ペトラ/ヘブル語:ボツラ…世界遺産として知られるペトラは、旧約聖書では『ボツラ=羊のおり』として登場する。過去の歴史だけでなく、これから起こる将来の歴史に大きく関係する場所になっている。
しかし、タルムード中心の信仰のユダヤ人たちも、新約聖書中心のクリスチャンたちの多くもそのことを知らない。
七年間の患難時代後半にイスラエルのレムナントが避難し、神によって養われる所。
彼らが民族的にイエスをメシアだと信じた時の祈りに答えて、キリストの地上再臨はボツラから始まる。
イスラエルのレムナントは、患難時代の最後の三日間で民族的回心をする。
ペトラミュージアムを日本が全面的に出資して建設中。
私たちの税金は、こういうところにも使われている。
BC4世紀〜AD1世紀にかけてナバテヤ人によって建てられたペトラは、1,812年スイス人の探検家によって発見された。
キリストの初臨時には、すでに神は患難時代のレムナントのための『逃れの地』を用意されていたことになる。
雨季の間に貯水することに長け、砂岩や岩盤を上から精巧に彫り込んだ墓やモニュメントなどがある。
上から精巧に彫り込んだ『エル・ハズネ』
ローマ時代の円形劇場跡
ビザンチン時代の(東方)教会跡
イザヤ63:1ー「エドムから来る者、ボツラから深紅の衣を着て来るこの者は、だれか。その着物には威光があり、大いなる力をもって進んで来るこの者は。」「正義を語り、救うには力強い者、それがわたしだ。」
キリストの地上再臨の条件は、イスラエルの民族的回心。それが起こらないように阻止しようとするのがサタンの働き。
反キリストの群勢がイスラエル根絶を目指し、患難時代後半にペトラに避難しているレムナントを攻めに近づく中、イスラエルはイエスこそ彼らが待ち望むメシアであることに気づき、三日かけて悔い改める。
その時、詩篇118:25~26の正しい解釈に基づいた彼らの「ホサナ=主よ、救ってください。」の祈りに応えて、キリストの地上再臨が始まる。 レムナントを救うために天から来られ、主お一人で反キリストの群勢と戦われるため、返り血を浴びて着ていた衣が紅く染まるという預言がホセア書にある。
ホセア5:15~6:3ー彼らが自分の罪を認め、わたしの顔を慕い求めるまで、
わたしはわたしの所に戻っていよう。
彼らは苦しみながら、わたしを捜し求めよう。
「さあ、主に立ち返ろう。
主は私たちを引き裂いたが、また、いやし、
私たちを打ったが、また、包んでくださるからだ。
主は二日の後、私たちを生き返らせ、三日目に私たちを立ち上がらせる。
私たちは、御前に生きるのだ。
私たちは、知ろう。
主を知ることを切に追い求めよう。
主は暁の光のように、確かに現れ、大雨のように、私たちのところに来、
後の雨のように、地を潤される。」
エレミヤ49:13ーわたしは自分にかけて誓ったからだ。ーー主の御告げーー必ずボツラは恐怖、そしりとなり、廃墟、ののしりとなる。そのすべての町々は、永遠の廃墟となる。」
更に上の展望台からの景色
エレミヤの預言通り、まさに廃墟、何もない地ペトラ…やがて千年王国の時には、バビロンと共に悪霊たちが閉じ込められる場所となり、煙が立ち上る。
エレミヤ49:22ー見よ。彼は鷲のように舞い上がっては襲い、ボツラの上に翼を広げる。その日、エドムの勇士の心も、産みの苦しみをする女の心のようになる。